【書籍紹介】“だから、また行きたくなる。 ――伝説の外資系トップ営業が教える「選ばれるサービス」の本質”

こんにちは、ブログ担当の藤川です。

 

日々、お客様の満足度をあげるための施策や、
おもてなしアイデアをお探しの方も
少なくないと思います。

そんなご担当者の方に、アイデアやヒントに
していただけそうな書籍をご紹介します。

 

プルデンシャル生命2000人中1位の成績をおさめ、
「伝説のトップ営業」と呼ばれる川田修氏が、
あらゆる仕事に通ずる「リピート」と「紹介」を
生む法則を解き明かした書籍、

 

“だから、また行きたくなる。
伝説の外資系トップ営業が教える「選ばれるサービス」の本質”

です。

 

 

本書では、

・お客さまが「普通だな」と感じるサービスを「レベル10」

・それをほんの少し超えて、お客さまの心を動かし、
リピートや紹介につなげているサービスを「レベル11」

という名前で、それぞれ紹介されています。

 

例えば、お店なら普通ですが、JR東海の車内で清算し、
出してもらった領収書が、白いワイシャツを汚さないよう
印鑑を押した部分を折り曲げて渡してくれたり、

宿泊した宿の朝食のお味噌汁のお替りが、
一杯目と違った具になっていて楽しませてくれたなど、

「商品」はそのままなのに、お客さまが急増した。
50超の成功例を「写真入り」で紹介されています。

 

しかし、この本で一番すごいなぁと思ったのは、

「普通の仕事をほんの少し超える工夫」

に目を付けられているところです。

 

とにかく変わったことをしないと
お客様に気に入っていただけない、喜んでもらえない・・
そう考えてしまいそうなのですが、

実はそうではなく、その職業、そのお店、その会社、
その商品「らしさ」を追求していったうえで、
自分には何ができるかを考えることが大切であると、
アイデアやヒントと出会える以外に、気づかされる本です。

 

我々も日々、おもてなしのアイデアを考えますが、凝りすぎたり、

考えすぎるとかえってアイデアが出てこなくて結局なにもやらなかったり、実施できても継続できなかったり・・・

なので、すごく的を得ておられると感じました。

 

 

広告代理店、自動車販売、建設、ホテル、銀行などの大企業から
小さな飲食店、美容室、治療院、弁護士、税理士、
営業、広報PR、総務、人事、エンジニア、女将……etc

個人でも企業でも、すべての業種のあらゆる仕事で
今すぐ実践できる、「本当に使える本」ですのでおススメですね。

 

プルデンシャル生命2000人中1位の成績をおさめ、
「伝説のトップ営業」と呼ばれる著者も、

「サービス提供される側」にいるときは、生活の中で、
日常的に「レベル11」を感じ、心を動かされる経験をしています。

でも、「提供する側」の立場になると、
それを忘れてしまいがちになるのです。

だから私は、自分の営業活動の中で、
いつも「レベル11」を実践できるように心がけています。

とおっしゃっています。

 

私も日々の営業活動、広報活動を見直してゆきたいと思います。

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